独立行政法人酒類総合研究所は、清酒に関する官能評価の専門家を養成する講習を開催する。
清酒専門評価者とは、感覚の感受性が高く、清酒の香りや味の多様な特徴を評価するのに一貫して反復可能な能力を有している評価者で、清酒の官能評価の経験があるとともに、清酒の製造方法や貯蔵・熟成に関する知識を有している専門家を養成するために、平成19年10月から同研究所で認定が始まった。
認定基準は、清酒官能評価講習の修了者で、カリキュラム中に実施する5つの試験に合格後、さらに清酒の官能評価に関する経験を証明する申請書と従事した清酒の官能評価に関する業務などの説明および問題点に関するレポートを提出し認定される。これまでに60人が受講している。
受講料は5万円(消費税込み)。次回講習(募集人員)は次のとおり。
▽第6回=7月28日~7月31日(12人)▽第7回=10月20日~10月23日(同)▽第8回=平成22年2月16日~2月19日(同)