【熊本】熊本県酒造組合連合会(吉村浩平会長)は4月19日、熊本市内のホテルで恒例の「熊本県産酒を楽しむ会」(後援熊本県・熊本国税局)を開催した。県下で生産される清酒と本格焼酎の愛飲をアピールするもの。当日は約340人が来場し、きき酒競技にも挑戦。会場は華やかなムードに包まれた。
今年は県下12社が生産する清酒、38社の本格焼酎(生産社重複あり)をアピール。きき酒競技は、清酒は6銘柄のきき当て、本格焼酎は6種の原料当てに挑むもので、色や香味を確かめ、迷いながら繰り返しきき酒を重ねる姿が目立ち、普段味わうことがない独特な雰囲気を楽しんだ。
開宴に先立ち吉村会長が、「日本中どこでも、世界の酒が楽しめる時代になったが、本来酒は、その土地の気候や風土、産物に合うようにできている。熊本の豊かや海山の幸は是非、熊本の酒と一緒に召し上がっていただきたい」とあいさつし、県産酒の愛飲を訴えた。県商工観光労働部中川芳昭次長も、「県も地産地消に取り組んでいるところで、歴史、自然、気候風土に育まれた、まさにメイド・イン・クマモトの県産酒の愛飲を願いたい」と語り、エールを送った。
