サッポロ 「2019年Innovative Brewerブランド方針説明会」開催

2019年04月29日

 【東京】サッポロビールは4月8日、渋谷区の恵比寿ガーデンプレイスでマスコミ関係者を集め「2019年Innovative Brewerブランド方針説明会」を開催した。

 同社は今年から子会社ジャパンプレミアムブリューにかわり、「Innovative Brewer」を展開している。今回の説明会ではブランドの新たな取り組みについて同社の高島英也社長が説明を行った。

 同社は同ブランドを「新たなビール文化創造」のビジョンのもと、①革新性②本格感③ファンとの共創――の3つのコンセプトを掲げる。

 具体的には「That's HOP!」をキーワードに「ホップ」の魅力を追求し、消費者に対するビールの選択肢を提案する。また、「That's WOW!」をポイントに「革新性」を追求し、消費者に驚きや楽しさを提案していく。

 ブランド活動の一環として4月9日から「Innovative Brewer SORACHI1984」350ml缶を全国発売する。同商品はクラフト事業商品のフラッグシップブランドに位置づけられるもので、ホップ「ソラチエース」ならではの独自の香りが特長となっている。

 「That's WOW!」の商品戦略として、「スカイピルス」「ビアチェッロ」「グルメビア」の3商品を2019年内に順次発売する。ブランド全体の販売計画は5年で100万ケース(大瓶換算)を目指す。

 また、同社は4月8日、9日の2日間、恵比寿ガーデンプレイスのセンター広場で「SORACHI1984 INNOVATIVE BEER GARDEN」を開催した。

 同イベントは「世界を変える」という志で、ものづくりに取り組んでいるコラボレート企業の協力のもと、新発売の「SORACHI1984」を飲みながら、食やエンターテインメントを楽しめる。

 イベントでは「SORACHI1984」350ml缶と「大豆原料おつまみプレートのセット」が500円で提供されたほか、同商品の開発ストーリーをまとめたドキュメンタリームービー「このビールは、世界を変えるかもしれない」の上映も行った。