カゴメ 福島県の暁精機を支援、野菜と生活管理栄養士ラボ

2018年12月03日

 カゴメは、昨年に続き福島県が推進する健康長寿ふくしま推進事業の一環である「元気で働く職場応援事業」にカゴメ健康づくりサポートプログラムを提案し、採択された。今年度は福島県南会津郡にある、暁精機株式会社の健康づくりを支援する。

 福島県は、働き盛り世代は働き方そのものが生活習慣に影響を及ぼし、健康を害することにつながるため、昨年度より中小企業などを対象に、職場における健康づくりを支援する「元気で働く職場応援事業」を実施している。

 同社は「健康寿命の延伸」という社会課題の解決に貢献するため、主に法人や自治体に対して、トマトを中心とする野菜の研究活動で培った知見や消費者とのコミュニケーション活動で培った提案力を活かした「健康サポートプログラム」や「セミナー」、「メニューレシピ」などのコンテンツを提供している。

 今回、同事業の一環として、「元気で働く職場応援事業」のモデル事業所の一つである暁精機の従業員の方の健康づくりを同社が支援することとなった。カゴメ健康づくりサポートプログラムでは、参加者の野菜摂取や生活習慣に関する意識変容、行動変容を促すことを目的とし、「野菜と生活管理栄養士ラボによるセミナー」「朝ベジ運動2週間チャレンジ」「ベジハンドによるレコーディング」を実施することで、暁精機の従業員の健康づくりを応援する。

 【実施プログラム】(1)野菜と生活管理栄養士ラボによるセミナー=同社の従業員である管理栄養士18人による「食と健康」に関するコンテンツを開発・提案する専門チーム「野菜と生活管理栄養士ラボ」のセミナーで、野菜摂取の重要性や食生活の改善のコツとワザを、楽しく分かりやすく身に付け、毎日の生活の中での野菜摂取量向上をサポートする。

 (2)朝ベジ運動2週間チャレンジ=同社は忙しい朝でも手軽で簡単に野菜を摂取できる野菜の加工食品を使用する「朝ベジ」習慣を提案している。今回、参加意欲が高まる2週間キャンペーンとして、また、チャレンジ目標を自分自身で設定することで、自己効力感を高め、野菜摂取の習慣化を促すことを目的としている。

 (3)ベジハンドによるレコーディング=1ベジハンド(片手1杯)を野菜60gとしてカウントし、毎日の野菜摂取量の確認と記録を簡単に行う。1日に6ベジハンド(約360g)、350g以上の野菜摂取を目指していく。