国分 酒類総合展示会

2016年06月02日

 【東京】国分グループ本社は5月24日、港区のインターコンチネンタル東京で「酒類総合展示・●き酒会」を開催した。

 今回は清酒、焼酎、ワイン、ビールメーカーなど227社が出展し、2441品が展示された。流通関係者向けの第1部には1600人、一般消費者向けの第2部には400人が来場し、合計2000人が会場を訪れた。

 地方銘酒を中心に展開した「地酒蔵元会」会場では全国の地酒蔵48社が出展し、自慢の日本酒をPRした。特設コーナーでは蔵元各地で伝わる調味料・味噌にスポットをあて、地酒との相性を体験できるものや、契約栽培の酒造好適米で醸した「米酒」を特集した。ほかにも缶容器の清酒を集めた「CAN酒」のコーナーも展開した。

 灘・伏見清酒、焼酎、本格味醂、リキュール会場では58社が出展した。灘・伏見清酒では特定名称酒を中心に展示を行った。ほかにも、身近にある割材での日本酒カクテルの提案。また、1500年代から各蔵元の歴史を現在まで記した年表の掲示も行った。

 焼酎コーナーではメーカー各社が飲み方提案を企画した。冷やしてストレートで飲む夏ならではの「夏焼酎」ブースが好評を博していた。

 クラフトビールコーナーでは「2020年・未来のクラフトビール売場」を展開。実際に売場で役立つ棚割り提案を行った。

 国分推奨和酒・専売型酒類ブランドのブースでは国産リキュール「青みかんのお酒の素」、業務用専用商品「本格壱岐焼酎 鬼石」など同社オリジナル酒類ブランド65アイテムを展示した。

 ほかにも、日本産ワインを特集した会場や、同社オリジナルの輸入洋酒コーナー、缶つまや食品・おつまみを特集したコーナーも展開した。

 また、同社マーケティング企画部が展開した酒類の「いまの課題」「これからの課題」の解決策を提案するコーナーも注目を集めていた。

●は口へんに利