4月の洋酒出荷 2・8%減も累計では増加で推移

2017年06月23日

 日本洋酒酒造組合は平成29年4月の洋酒移出数量を発表し、23万418klで前年の23万7028klに比べて2・8%の減少となった。これで平成29年1月からの累計移出数量は77万7127klとなり前年に比べて1・4%の増加となった。

 主な種類の4月の移出数量は、▽ウイスキー=1万1554klで前年比21・4%増▽スピリッツ計=4万1923klで0・9%減▽リキュール=17万6036klで4・4%減(うち梅酒は3278klで18・8%減、カクテル・チューハイ等は17万1331klで4・1%減)となり、ウイスキーのみ前年を上回った。

 累計では、▽ウイスキー=3万9513klで1・9%増▽スピリッツ計=15万7507klで6・1%増▽リキュール=57万7458klで0・2%増――となり、すべての種類で前年を上回っている。