賀茂鶴酒造 夏季限定の「初のみきり」発売

2017年06月22日

 【広島】日本3大銘醸地「広島・西条」を代表する大手有力酒造メーカー「賀茂鶴酒造」(広島県東広島市)は、吟醸原酒「初のみきり」(720ml、税別1600円)を6月6日(火)から発売した。夏の季節限定酒。

 精米歩合60%の酒造好適米を100%使い、賀茂山系伏流井水で仕込んだ。アルコール18―19度で日本酒度プラス4。「初のみきり」は、夏前にその年の新酒の出来栄えを初めて吟味する酒蔵内の行事で、製品としてもネーミング。この時期に新酒がまろやかさを増し、「タンク」のノミを切った(開栓した)瞬間に「切りばな」と呼ばれる爽やかな香りが広がるという。

 同社は、「(熟成した)新酒のフレッシュさと華やかな香りを楽しんでほしい」と売れ行きを見込んでいる。