宝酒造 田んぼの学校に親子70人が参加

2017年05月23日

 【京都】宝酒造は5月14日、自然の恵みと命のつながりを学ぶ教育環境イベント、「田んぼの学校」田植え編を南丹市園部町で開催した。当日は、抽選によって選ばれた23家族70人が参加した。

 同イベントは、もち米づくりや自然観察、調理実習などの体験を通して、自然の尊さ、命のつながりや生物多様性の保全、食べ物の大切さなどについて親子でともに学ぶ活動で、春から年末にかけて「田植え編」「草取り編」「収穫編」「恵み編」の4回の活動を行っている。2004年に第1回が開催され、今年で14回目の開催となる。2011年度には公益社団法人日本フィランソロピー協会の第9回企業フィランソロピー大賞特別賞を、2013年度には文部科学省の青少年の体験活動推進企業表彰で審査委員会特別賞を受賞している。

 京都府が後援するとともに、NPO法人森の学校、NPO法人自然観察指導員京都連絡会、仁江里山を生かす会の協力で開催した。イベント冒頭に行った入学式で「田んぼの学校」校長である同社の鷲野稔取締役は、「宝酒造の“宝”は“田から”に由来しており、当社が造る日本酒もお米と水、そして微生物からできており、まさしく自然のめぐみで育まれたものといえる。学校のテーマである『自然の恵みと命のつながりを学ぶ』のもと、田んぼとその周辺の自然も観察し、皆様に多くの発見をしてもらいたい」と参加者の家族たちに呼びかけた。

 同日は快晴に恵まれ、参加者をグループ分けし、前半に「自然かんさつ」、後半に「田植えたいけん」を開催した。「自然かんさつ」では、田んぼやそのまわりの生物を観察し、田んぼに隣接する山にも少し登り、動物や植物の観察を行った。参加した子供たちは、カエルやオタマジャクシが元気に動く田んぼに歓声をあげ、親子で虫取りなどを楽しんだ。「田植えたいけん」では、山間に広がる田んぼの中に直接苗を植える体験に挑戦した。子供たちは地元農家の農業指導を受けたのち、親子で田んぼの中に入り、ぬかるみに足をとられながらも、しっかりと苗を植え付け、秋の実りに胸をふくらませた。