国分西日本 大阪で西日本総会を開催

2017年05月10日

 【大阪】国分西日本は4月17日、西日本エリアの仕入先で構成する西日本K・M会の総会と国分グループ平成29年度方針説明会を、大阪市北区の帝国ホテル大阪で開催した。

 総会では、平成28年度会計報告を行ったのち、平成29年度西日本K・M会新規会員推薦について新たに4社が加わることも審議し、いずれの議案も承認可決した。方針説明会では、冒頭に「顧客満足度ナンバーワン企業を目指して」をテーマとした平成29年度政策ビデオを上映した。続いて、国分グループ本社の國分泰孝取締役副社長執行役員経営統括本部副本部長は、グループ形成方針について、「今年度は売上高2兆円、経常利益150億円を目指し、引き続き第10次長計ビジョンの実現に向けて、グループで一丸となり、さまざまな施策に取り組んでいきたい」と説明した。

 【平成29年度のグループ基本方針】
 第10次長計ビジョンは、「食のマーケティングカンパニー」として、顧客(食を扱うすべての事業者)の真のビジネスニーズに対して主体的に応え続け、顧客満足度ナンバーワン企業になることを目標としている。そのための長計推進として、①今年も「顧客満足度調査」を実施②5つの注力・強化分野(健康・介護、ネット、通販、外食、中食)③地域密着の全国卸を目指す④海外事業の基幹事業化⑤総マーケティング人材化――を基本方針として進めていく。

 【国分西日本の基本方針】
 エリア指針ビジョンを「自らの手でやり遂げるプロ集団」として、①地域密着全国卸への更なる営業活動強化②エリアターゲット・得意先への営業活動強化③中四国エリアの経営基盤再構築④酒税法・酒類業組合法改正への対応⑤社内改革(最適物流構築、山陰支店内の体制見直し、販売業務・経理業務の集約、意識改革の醸成と徹底)の5つの基本方針に取り組んでいく。