「未成年者には酒を絶対に売らない」 東京小売酒組が飲酒防止キャンペーン

2017年04月20日

 【東京】東京小売酒販組合(千代田区神田、坂田辰久理事長)は4月7日、秋葉原駅前のUDXシアターで「平成29年度 飲酒運転根絶・未成年者飲酒防止キャンペーン」を実施した。

 同キャンペーンは飲酒環境整備事業として取り組むもので、酒販組合として全国一斉にPR活動を行っている。

 会の冒頭、あいさつを行った坂田理事長は「都内では昨年50カ所以上の支部で実施された同キャンペーンだが、今年も都内全域で実施する」とした上で「未成年者には酒を絶対に売らない。また、都内は交通網が発達しており、酒を飲んだら公共交通機関を利用してもらうよう訴えている。飲んだら乗らないを実行し、飲酒運転がない社会を目指す」と述べた。

 会場では万世橋警察署の警察官による交通安全教室や、ミュージシャンである「アンサンブル・ポコポコ」によるバイオリンとキーボードのライブショーも行われた。その後、秋葉原駅前に移動し、参加者らは道行く人たちに啓発用ティッシュを配り、横断幕をかかげながら、飲酒運転根絶・未成年者飲酒防止を訴えた。