キリンHDがブルックリン・ブルワリー社との間で資本業務提携に関する契約を締結

2016年10月31日

 キリンホールディングスおよびキリンビールはブルックリン・ブルワリー社との間で資本業務提携に関する契約を締結した。

 キリンビールは2014年にクラフトビールブランド「スプリングバレーブルワリー」を立ち上げ、同年9月にはヤッホーブルーイングと資本業務提携を行うなど、国内のクラフトビール市場の拡大、浸透を図ってきた。この活動をさらに推進するため、キリンホールディングスとキリンビールは年初から米国の代表的なクラフトビールメーカーである「ブルックリン・ブルワリー」と日本およびブラジルにおける協業の可能性を模索。今回の資本業務提携の締結となった。

 今後、キリンビールとブルックリン・ブルワリー社との間で来年1月をめどに日本国内に合弁会社を設立。ブルックリンブランド事業を展開する。

 同社は「若い世代や海外でも人気の高い同ブランドを活用することでクラフトビール市場の拡大を図り、将来的には日本オリジナル商品の開発や飲食事業の展開などについても検討する」としている。