熊本地震 グループ補助金 認定

2016年09月08日

 【熊本】「熊本県中小企業等グループ施設等復旧整備補助事業」に基づき熊本県の酒類製造業者が申請していた事業計画を認める認定書が8月23日交付された。事業は熊本地震被災からの復旧復興支援を目的とするもの。被災被害があった施設と設備を対象に、復旧事業費の4分の3(国1/2、県1/4)が補助金拠出される。同月末、グループに属す個別企業に対し補助金交付申請に係る説明会があった。交付申請書の提出を経て9月下旬、交付が決定する。

 グループ補助金に係わる事業計画が認定されたのは「熊本酒造組合復興グループ」(11社、代表=瑞鷹㈱)。10社は同組組合員で、県内で清酒や赤酒、本格焼酎などを製造している。事業費は12億2711万円、補助金申請予定額は9億2031万円としていた。

 1次締切に対しては県下全域の様々な業種にわたる113グループが申請。105グループ(構成数1697者)が認定された。認定率は93%だった。

 8月31日、同地ではマグニチュード5・2の地震があった。5以上規模は4月19日以来。