大阪府酒販組合業務用会 平成28年新年互例会を開催

2016年02月02日

 【大阪】大阪府酒販組合業務用会(浅井徹郎会長)は1月21日、平成28年新年互例会を大阪市中央区のネストホテル大阪心斎橋で開催した。

 浅井会長はあいさつの中で、「昨年の大阪市場はインバウンドでにぎわったが、正直酒類の市場には恩恵はなかった。そんな中で昨年ビールは19年ぶりに前年を上回っており、ビール回復につなげていきたい。市場では、雑瓶処理の有償化や洋酒の値上げなどさまざまな問題があるが、組合全体で対策を検討したいので、皆様のご助力をお願いしたい」とあいさつした。

 また、大阪卸酒販組合の喜多和生理事長は来賓あいさつの中で、「お酒の業界全体が厳しい状況にあり、物流費や人件費の増大などコストアップ要因が目白押しとなっている。この業界は市場安定が一番の目標といえ、今以上の低価格で取り引きされてはいけない」と強調した。