東京で鹿児島焼酎をPR 「鹿児島焼酎&ミュージックフェスin渋谷」開催

2023年06月09日

 【東京】南九州最大のお祭り「おはら祭」を東京・渋谷で再現する「渋谷・鹿児島おはら祭」が5月28日に開催された。この祭りに合わせて、、5月27日・28日の2日間「鹿児島焼酎&ミュージックフェスin渋谷」(主催・鹿児島焼酎&ミュージックフェス実行委員会)が東京カルチャーカルチャー(渋谷区)で開催された。

 会場では、鹿児島県内の蔵元18蔵が集結し、焼酎40種類の飲み比べが行われたほか、鹿児島の食やおつまみも提供。新茶や黒豚味噌、桜島大根・桜島小みかんの加工品など鹿児島の特産品の販売も行われた。また、ステージ上では、鹿児島ゆかりのアーティストによる演奏なども行われた。コロナ以降、久しぶりに上京した蔵元も多く、首都圏の消費者との会話を楽しむ姿も数多く見られた。 5月27日に開かれた開会セレモニーには、鹿児島市の下鶴市長とゲストの椿鬼奴さん(渋谷区出身)、また県酒造組合の田中完専務がトークを交えながら「鹿児島焼酎&ミュージックフェスin渋谷」の楽しみどころを紹介した。

 田中専務は、「焼酎はお湯割りでなければならない、というような古いイメージがあるかもしれないが、われわれは今、炭酸割りなどさまざまな飲み方でおいしさをアピールしている。焼酎は飲み物だがその中にはたくさんの造り手の想いも詰まっている。蔵元と大いに語ってもらい、お気に入りの焼酎を見つけてもらいたい。また、焼酎はさつま揚げなど鹿児島の食と一緒に味わうとさらにおいしくなる。鹿児島にどっぷりつかってもらい鹿児島にも来てもらいたい」とPRした。