佐々木酒造 清酒「憲法と人権」

2008年12月25日

  【京都】佐々木酒造と京都弁護士会、京都弁護士協同組合のコラボレーションにより誕生した清酒「憲法と人権」の、新酒の発売が始まった。

 同商品は2005年に製造を開始し、今年で4年目。毎年、新酒が出来上る12月上旬から2月下旬頃までの3カ月間、期間限定で販売する。商品は大吟醸、吟醸あらばしり、しぼりたて新酒があり、大吟醸は厳選された山田錦を使い、聚楽第跡に湧き出る「銀明水」を仕込み水に使用し、大吟醸特有の奥深い味わいと雑味の全くない後味の良さが楽しめる。1・8l・5000円、720ml・2500円。吟醸あらばしりは、濾過や加水処理を一切行わず、たれ口そのままで、程よい酸味と新酒独特の香りが特徴。1・8l・3000円、720ml・1500円。しぼりたて新酒は、新酒特有のフレッシュな香りと爽やかな味わいとなっている。1・8l・2000円、720ml・1000円。また上記商品を詰め合わせた720mlギフトセットもある。

 製造した佐々木酒造(上京区日暮通椹木町下ル)は、明治26年、関白秀吉の邸宅<聚楽第>のあった地に創立された。千利休が茶の湯にも使ったといわれる「金明水・銀明水」を仕込み水とし、米の旨みを大切に、濾過・脱色などの処理を控えて自然のままの清酒を出荷することを方針としている。なお、俳優・佐々木蔵之助さんの実家でもある。

 ▽注文先=佐々木酒造(TEL075-841-8106)まで