ビール酒造組合 ホームからの転落防止に向けJR西と共同キャンペ

2023年04月20日

 西日本旅客鉄道㈱(JR西日本)とビール酒造組合は、お酒を飲みすぎた駅の利用者によるホームからの転落防止に向けて、適正飲酒の推進によるホームでの安全を啓発する共同のキャンペーンを2017年4月から行っているが、2023年度も取り組みを継続するとともに、ホームからの転落に注意する啓発ポスターをリニューアルし、JR西日本管内の主要駅および車内に掲出する。

 国土交通省のデータによると、近年ホームからの転落件数は減少傾向にあるが、お酒に酔った駅の利用者によるものは全体の5割を超えている。JR西日本とビール酒造組合が共同で啓発を行うことで、適量を超えて飲酒した状態でホーム上を歩くことが危険であることを多くの利用者に伝え、過度な飲酒が原因のホーム上での事故の防止を目指す。

 ▽キャンペーン実施期間=4月1日~2024年3月31日▽キャンペーンの主な実施内容=注意喚起ポスター掲出、ホームページ(JR西日本およびビール酒造組合)へ掲載▽ポスター掲出箇所=JR西日本管内の主な駅(年間を通して掲出)、JR西日本の列車内(中吊り広告・夏期、冬期に掲出予定)▽訴求内容=お酒に酔った状態でホームの端を歩くことの危険性、ホームからの転落等、危険な場面を見かけた際の非常ボタンの押下