七田酒類販売 佐賀県原産地呼称認定酒セット発売

2006年06月01日

  【佐賀】酒類卸の七田酒類販売(佐賀市)は、「佐賀県原産地呼称管理制度」で認定された清酒の「認定酒飲みくらべセット」を5月15日、発売した。
 同制度は佐賀県が、県産原料100%、県内製造の清酒(純米酒)と本格焼酎を、官能審査も加味し認定保証するもので、平成16年11月に制定。これまで3回、認定審査を実施し、直近今年3月の審査では、純米酒51点、本格焼酎6点が原産地呼称酒として認定されている。
 同セットは、「日本有数の米どころであり、清冽な水にも恵まれた佐賀県の酒を味わい、魅力に触れてほしい」(同社)と企画。“自宅で佐賀の酒蔵めぐりができる”“佐賀の酒を少量でいろいろ味わえる”“県内でも各地域によって風土の異なる酒造りの味が楽しめる”をコンセプトに、5本セットと3本セットを用意した。今回、初めて300MLの小容量びんでのセット販売を行う。県内の百貨店や酒販店、JR佐賀駅や佐賀空港などでも販売予定で、制度普及にも寄与する提案だと期待されている。
 ラインアップ商品は、「聚楽太閤純米酒」(鳴滝酒造・唐津市)、「松浦一純米酒」(松浦一酒造・伊万里市)、「虎之児純米酒」(井手酒造・嬉野市)、「窓乃梅 純」(窓乃梅酒造・久保田町)、「純天山」(天山酒造・小城市)。
 ▽販売価格(税込み)=5本組セット3000円、3本組セット1700円


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