アサヒビール、ニッカウヰスキー 「ニッカ ザ・グレーン」発売

2023年03月07日

アサヒビールは、ニッカウヰスキー㈱(岸本健利社長)が製造する「ニッカ ザ・グレーン」を3月28日から数量限定で発売する。

「ニッカ ザ・グレーン」は、消費者がウイスキーの多様性や奥深さ・意外性を「発見する」シリーズとして2021年から展開する〝NIKKA DISCOVERYシリーズ〟の第3弾商品。

1963年にニッカウヰスキーがグレーンウイスキーを製造することを目的に「カフェ式連続式蒸溜機」をニッカウヰスキー西宮工場に導入。1999年にニッカウヰスキー宮城峡蒸溜所へ移設後、今年で60周年を迎えることから、ニッカウヰスキーが保有する〝グレーンウイスキーの多様性〟に着目し開発した。

西宮工場・宮城峡蒸溜所の2拠点で蒸溜したグレーンウイスキーに加え、主に本格焼酎を製造しているニッカウヰスキー門司工場とニッカウヰスキーさつま司蒸溜蔵の2拠点で新たに蒸溜したグレーンウイスキーの原酒をブレンド。甘く香ばしい穀物の香りと、ライ麦由来の爽やかでコクとふくらみのある味わいと、ビターでスイートな余韻が心地よく続く。アルコール分は48%で、限定ウイスキーなどに関心の高いウイスキーファンに向けて、飲食店を中心とした業務用での展開を予定しており、海外でも欧州を中心に販売する。

パッケージは〝NIKKA THE GRAIN〟のロゴを堂々と中央に配し、グレーンウイスキーであることを訴求しており、またラベルには市松模様を4段で配し、4拠点でつくられた多様な原酒をブレンドし調和していることを表現した。

〝NIKKA DISCOVERYシリーズ〟は、2024年に創業90周年を迎えるニッカウヰスキーが保有する多様な原酒や、原材料や発酵などの製造工程によるウイスキーのつくり分けの歴史が生み出す奥深さに焦点を当てたシリーズで、アサヒビールは「今後もお客さまに様々なウイスキーの魅力を伝える取り組みを強化する。多様化する消費者ニーズにお応えし、ウイスキー市場のさらなる活性化を図るとともに、お客さま満足を追求し〝期待を超えるおいしさ、楽しい生活文化の創造〟を目指す」としている。

▽容器・容量=瓶700㎖▽アルコール分=48%▽参考小売価格=1万3200円▽数量=国内1万本 海外1万本