ニッカウヰスキー余市蒸溜所 第二期工事が完了

2023年01月25日

 アサヒビールのウイスキー製造子会社であるニッカウヰスキー㈱(岸本健利社長)は、2021年10月にニッカウヰスキー余市蒸溜所にオープンした「ニッカミュージアム」の第二期工事の完了に伴い、1月9日に全面刷新してオープンした。

 「ニッカミュージアム」はニッカウヰスキーのブランドに触れてもらうための見学施設で、一部施設の改修工事を終え完成した。第二期工事では、ニッカウヰスキー創業者の竹鶴政孝氏の生誕からスコットランドへの留学、ニッカウヰスキー設立などの歴史を、動画やパネル展示として新たに設置。竹鶴政孝氏のウイスキーづくりへの想いや、ニッカウヰスキーの歴史や未来への取り組みを伝える。

 第一期工事では、ブレンダーに焦点を当ててウイスキーづくりの時間の流れを紹介する「ブレンダーズ・ラボ」や、ニッカウヰスキーを代表する「余市」「竹鶴」「ブラックニッカ」「フロム・ザ・バレル」の4つのブランドに関する展示コーナーの「ストーリー・オブ・ニッカウヰスキー」、ブレンダーなどのスペシャル映像を放映する「ディスティラーズ・トーク」、蒸溜所限定商品を含む有料試飲コーナーを設置。ニッカウヰスキーの様々なウイスキーの魅力を提供している。

 ニッカウヰスキー余市蒸溜所では創立50周年記念事業の一環として、1986年に「竹鶴資料館」を開設し、日本のウイスキーの歴史をつづる資料や当時の商品などの展示を開始。1998年には、余市蒸溜所の見学者増加に対応し、ウイスキーに対する理解を深めてもらうために「竹鶴資料館」の整備、拡充を図り「ウイスキー博物館」にリニューアルした。2010年代以降、日本のウイスキーが国際的なウイスキー品評会で高い評価を獲得したことによる、ウイスキーに関する理解や関心のさらなる高まりを受け、2021年10月に「ニッカミュージアム」としてオープンした。

 同年11月には、余市蒸溜所の一部の建造物が文化庁の定める「重要文化財」に指定されることが発表され、2022年2月に指定されている。

 ニッカウヰスキーは2024年に創業90周年を迎える。同社では、「商品やサービスだけでなく、体験施設の充実によってニッカウヰスキーの魅力を伝えていく」としている。

 見学案内時間は9時~16時30分(最終入場15時)、ニッカミュージアムの見学時間は9時15分~16時15分(最終入場15時30分)。