本坊商店 ソールフード鳥刺し再現

2019年07月17日

 【鹿児島】酒類食品卸の本坊商店(本社・鹿児島市、本坊龍彦社長)が7月8日、鶏刺し味の米菓「とりさしおかき」を全国で発売した。南九州の郷土料理を菓子で表現。お酒のおつまみはもちろん、おやつにもピッタリ。特に県産芋焼酎との相性が抜群だという。


 鶏刺しは鹿児島県や宮崎県を中心に親しまれている郷土の味。生の鶏肉をスライスしたものにニンニクやショウガ、たまねぎなどの薬味を入れた甘辛い醤油をつけ食す。同地では鶏刺し専門店があり、スーパーでも手軽に購入できる南九州のソウルフードを「子供から大人まで楽しめる“おかき”にした」。

 ベースとなるおかきには国産もち米を使用。たまねぎ・にんにく・しょうがの薬味がアクセントの甘口醤油で「にんにく甘辛しょうゆ味」とした。▽内容量=40g▽小売価格=オープン<参考小売価格=200円(税込)>▽賞味期限=製造後180日▽製造者=㈱オリエント(埼玉県さいたま市)。

 鹿児島県は全国でも有数の食の宝庫。同社はそれらを利用した商品開発を通し「鹿児島の魅力を全国の皆様にご提案したい。鹿児島から酒と食の喜びをお届けしたい」とのモットーで日々「鹿児島の酒文化・食文化」を県内外へ発信している。

 今年4月からは、食材はもちろん調理に県産焼酎などを使い鹿児島らしさを強調したおつまみシリーズ「角打ち本坊」を販売している。