自民党国会議員有志による「地ビール議員連盟」が発足

2018年11月13日

 自民党の国会議員有志による「地ビール議員連盟」が11月12日設立し、同日、党本部で発足式が行われた。

 同議連には、12日時点で35人の国会議員が入会。発足式には30人の議員が出席(一部代理出席)したほか、地ビール業界からは全国地ビール醸造者協議会(JBA)会員23社が出席。また国税庁酒税課、観光庁観光資源課から担当者が出席した。

 議連では、林芳正参議院議員(元・文部科学大臣など)を会長に選出。また事務局長には、二之湯武史参議院議員が着任した。

 林会長は、「地域に根差した地ビール文化を普及させることは、地方の雇用確保や観光振興など地方創生推進にとって重要だ。また、地ビールを戦略的資源として活用することは、わが国にさまざまな利益をもたらすことにつながる」と述べ、全国の地ビール事業を積極的に応援していく意義を訴えた。

 発足式では、JBAの田村源太郎会長(鳥取、久米桜麦酒社長)による地ビール業界の動向報告が行われたほか、JBAの石川智康事務局長によるセミナー「地ビールと地方創生」と質疑応答が行われた。

 議連では今後、JBAや関係省庁と連携し、地ビールを地方創生の素材として活用していくより具体的な方策を検討していくとともに、議連参加メンバーの拡大を進めていくとしている。