国分がフランスワイン「クロッカス」発売

2016年09月29日

 【東京】国分グループ本社(中央区日本橋、國分勘兵衛会長兼社長)はフランス南西地方カオール地区ワイン「クロッカス」の日本における販売権を取得し、9月20日から3アイテムを全国で発売する。

 「クロッカス」ブランドはフランス南西部のカオール地区を拠点とする名門ワイナリー「ジョルジュ・ヴィグルー」で指揮を執るベルトラン=ガブリエル・ヴィグルー氏と、ニューヨーク州生まれの醸造家ポール・ホッブス氏が立ち上げた。

 今回発売するのは「クロッカス グラン・ヴァン赤」「同マルベック・ド・カオール赤」「同アトリエ赤」の3アイテム。

 「グラン・ヴァン赤」(希望小売価格1万5000円 税別 )は2011年が初のリリースとなる「クロッカス」のプレミアム・ワインで、カシスや綿菓子を想わせる甘く濃厚な香りが特長となっている。飲みごろは現在~2021年頃まで。

 「マルベック・ド・カオール赤」(6000円)はマルベック由来の様々な香りが特長で、口当たりは凝縮感のある果実味を感じ、ブラックチェリー、プラム、ミルクチョコレートの味わい。よくこなれたタンニンが複雑な味わいを下支えする。

 「アトリエ赤」は2012年が初のリリース。手作業でオーダーメイドのワインを生み出す作業場・工房をイメージし「アトリエ」と名付けられた。黒系果実のテイストにあふれ、ビロードのようななめらかなタンニンが後味に心地よい、果実味、酸味、渋みのバランスが秀逸なアイテムとなっている。