灘五郷酒造組合 灘の酒・SUMMERガーデン

2014年07月25日

【兵庫】灘五郷酒造組合(神戸市東灘区、嘉納健二理事長)が主催、兵庫県、神戸市、西宮市、神戸商工会議所、西宮商工会議所、神戸ファッション協会が後援の「灘の酒・SUMMERガーデン」が7月14日から7月16日の3日間、神戸市中央区浪花町の神戸朝日ビルディング1階ピロティ特設会場で開催した。

 同イベントは、夏場の灘の酒需要開発を目的に日本一の酒どころ灘五郷の銘酒を楽しんでもらおうと開催し、約3000人が来場した。

 初日のオープニングセレモニーでは鏡開きが行われ、枡酒で乾杯した。各社がブースを設置した会場内では、3種類のお酒とおつまみの付いたセット(500円、収益金は「あしなが育英会」に寄附)の有料試飲会が行われ、灘の15蔵元の計45銘柄のお酒が揃い、おけに氷水で冷やした冷酒や、蔵元専用の機械で凍らせたフローズン酒など各蔵元おすすめの酒を参加者に提供した。

 平日ともいうこともあり仕事終わりのサラリーマンなどが目立ち、各々好みの蔵元や酒を味わい楽しんでいた。

 同組合の西川定良副理事長(大関代表取締役)は、主催者あいさつの中で「今日本酒業界では、日本酒で乾杯を合言葉に、日本酒の文化を広く契合してみなさんに理解をもらいながら、楽しんでもらおうと思っている。特に灘五郷では、西宮のお酒、神戸のお酒を合わせて灘のお酒として展開している。同イベントの機会を利用して盛り上げていきたいと思う」と灘の日本酒の楽しさを訴えた。