三重県酒造組合 「三重の酒を楽しむ会」

2010年10月13日

 【三重】三重県酒造組合(川端治夫会長)は10月1日、伊勢神宮に菰樽を奉納した。

 当日は同組合に所属する40蔵が参加し、各蔵の菰樽1丁に青竹を通し前後2人で担ぎ、2列縦隊で宇治橋手前に整列。全員で宇治橋を渡り参道まで行列して奉納した後、「御酒殿祭(みさかどのさい)」に参列し御垣内特別参拝を行った。

 また、同組合は同日、津市のホテルグリーンパーク津で「三重の酒を楽しむ会」を開催。会費(1000円)を払えば三重県40蔵の地酒と各地域の酒蔵が推薦するおつまみ(鱧100%ちくわ、浜炊きくぎ煮、鰹燻製、伊賀越漬け、天巻き)が楽しめるとあって、昨年を上回る600人以上の「三重の地酒ファン」が詰め掛け、大盛況となった。会の冒頭、川端会長は「三重県の酒のおいしさを存分に楽しんでほしい」と参加者に呼びかけていた。

 なお、同組合に所属する18蔵は、10月1日から12月31日までキャンペーン「スマイル三重の酒フェア2010」を展開する。「三重の酒を飲んだ素敵な笑顔を写メールで送信」「三重の酒に添付されたシール5枚を集めて投函」の2部門が設定され、それぞれの最優等賞(各1人)には賞品として32型液晶テレビが、優等賞(各5人)には2万円の旅行券、佳作(各20人)には「三重の酒」がプレゼントされる。