「龍馬伝」本格焼酎で ゆかりの地“3蔵連合”

2009年11月19日

 【長崎・高知・京都】龍馬と飲む--。坂本龍馬ゆかりの地で醸された本格焼酎を、活躍の足跡をたどるように味わう醍醐味。長崎・高知・京都の“3蔵連合”によって、龍馬の誕生日であり命日、11月15日、統一ブランド商品「龍馬伝」が全国一斉に発売される。

 商品(醸造元)は、龍馬伝/長崎・希望篇(壱岐の華=長崎県、麦焼酎)、同/土佐・立志篇(菊水酒造=高知県、芋焼酎)、同/京都・風雲篇(北川本家=京都府、米焼酎)--の3種。

 来年1月のNHK大河ドラマ「龍馬伝」の放映を控え、ドラマを見ながら坂本龍馬の偉業と足跡を、そのゆかりの地で造られた焼酎とともに楽しんでもらおうと、蔵元が地域を越え企画した。

 大河ドラマは、「幕末史の奇跡と呼ばれた風雲児・坂本龍馬33年の生涯を、幕末屈指の経済人・岩崎弥太郎の視線から描くオリジナル作品」(NHK)。龍馬誕生の地・土佐、活躍の地・京都、岩崎弥太郎と再会した地・長崎を舞台に展開される。

 立案は、壱岐の華代表の長田浩義さん。「長崎龍馬会」に所属する坂本龍馬ファンでもあり、2蔵に呼びかけ実現した。「大河ドラマにあやかり、ドラマの舞台となったそれぞれの地域の観光振興の一助となれば」(長田さん)と願う。

 3種ともアルコール分25度、720mlびん詰。希望小売価格(税抜)は長崎・希望篇と京都・風雲篇が1400円、土佐・立志篇1524円。化粧箱のパッケージデザインにも工夫し、3本セットで並べると、日本地図と、龍馬の手紙の一文が浮かび上がる。

 問い合わせは壱岐の華代表・長田氏まで。▽TEL=0920-45-0041▽FAX=0920-45-1855▽Eメール=ikinohana001@hotomail.com