ワイネッツ 近畿の酒類ビジネスを統合 

2009年05月19日

  【大阪】国分は子会社のワイネッツ(大阪市住之江区、竹村学社長)を6月から関西国分に商号変更するとともに、組織内の近畿支社第二営業部を関西国分に統合、近畿エリアの酒類ビジネスの統合を図る。

 近畿支社第二営業部は、近畿エリアにおいて業務用酒販店、一般酒販店をはじめ、多岐にわたる業態への酒販営業を担当する。一方、平成20年4月に子会社化したワイネッツは、大阪地区を中心にきめ細やかな酒販営業を展開。今回の統合によって、「高品質なサービスと物流拠点の統廃合をはじめとするローコスト体制の構築を通じて、強固な体力・体質をもった地域密着の酒類卸として、酒類製販各層の発展に寄与することを目指す」(同社)としている。

 酒類ビジネスの統合は、今年9月1日を予定している。統合後の関西国分は資本金900万円で、社長には竹村氏がそのまま留任する。

 ワイネッツは1999年11月に大阪の地場卸、ヨシトモと吉田が合併して誕生。その後、同じく地場卸の浜泉を統合し、本社所在地を現在の大阪市住之江区に移転した。昨年12月期の売上高は176億1700万円で、従業員数は96人。