「いいちこ」三和酒類 増益基調を維持

2008年10月28日

  【大分】麦焼酎「いいちこ」・三和酒類(宇佐市、赤松健一郎社長)の第50期(平成19年8月-20年7月)決算概況が明らかになった。10月17日開催の定時株主総会で報告・承認されたもの。売上高は横ばいだったが、増益基調を維持した。

 同期の出荷石数は約47万8000石で、前期の49万石に比し2%減。売上高は横ばい。今年3月に実施した値上げを反映し567億8600万円となり、前期(568億2500万円)並み実績を確保した。経常利益は2%増の85億7400万円(前期83億6900万円)。当期利益(税引後純利益)も2%増、51億3600万円(同50億3000万円)と押し上げた。

 株主総会における役員選任では、代表取締役会長の2氏(西太一郎、熊埜御堂宏實)、代表取締役社長の赤松氏が再任された。

 同社の従業員数は、今年10月20日現在341人。

 詳しい役員人事は次のとおり。

 ▽相談役(非常勤)=熊埜御堂英二▽同(同)=和田昇▽代表取締役会長=西太一郎▽同=熊埜御堂宏實▽代表取締役社長=赤松健一郎▽代表取締役副社長=和田久継(昇任)▽専務取締役=熊谷敬造▽常務取締役=宮永義人▽同=下田雅彦▽取締役・環境エンジニアリング部・安全衛生管理センター・安心院葡萄酒工房統括部長=大隈信彦▽同・フロンティア研究所所長=大森俊郎▽同・製造部統括部長=久継靖雄▽同・営業部統括部長=門柳朋久▽監査役=古寺晴樹▽同(非常勤)=岩尾隆志▽同(同)=河底伊八郎