日本酒造組合中央会四国支部 通信教育で技術養成

2007年07月17日

 【高松】日本酒造組合中央会四国支部(篠原成行支部長)が通信教育で酒造技術者を養成する平成18年度「技術幹部養成研修」が6月20日、実地のスクーリングを最後に研修内容を終了した。中央会が1年間かけて添削など通信講座を実施する内容で、四国は今年オブザーバー1人を含め徳島・愛媛の酒造メーカーから若手技術者4人が受講した。

 研修の成果を締めくくるスクーリングは18日から3日間の日程で、高松国税局の鑑定官室が技術指導で協力。受講者は、微生物実験や清酒・原料米の分析、鉄分測定など出荷管理の各実習を通して基礎的な分析技術を習得した。

 閉講式があった最終日の微生物実習では、肉眼では見えない酵母を色で染める染色液や400倍に拡大すると1個まで確認できる光学顕微鏡などで観察。シャーレの中の酵母を赤く染めることで見えやすくする「TTC培地」で数を測定したり、酵母が弱かったりしたり死滅すると青く染まる「メチレンブルー染色液」で死滅率を測定したりするなどミクロの世界を体験した。