四国4県の酒蔵が集結 大阪で「四国×酒国」を開催

2019年06月04日

 【大阪】日本酒造組合中央会四国支部は5月26日、四国自慢の日本酒と食をアピールする一般向けイベント「四国×酒国(しこくはしゅこく)2019・酒蔵ワンダーランドon大阪」をJR大阪駅横の西梅田スクエアで開催した。

 同イベントは、「四国の酒と食のスペクタクル!」をキーワードに、四国4県の酒蔵57蔵(徳島8蔵、香川6蔵、愛媛25蔵、高知18蔵)が200種以上のお酒を揃え、併せて四国名産のご当地グルメメニューも屋台で出展しお酒とともに楽しむもので、2000人以上が来場し、四国の味を満喫した。

 来場者は入り口で特製おちょこを受け取り、4県のブースがエリア分けされた会場内をそれぞれ巡りながら、各県各蔵の日本酒を楽むもので、各ブースでは4県ならではの日本酒を多彩に揃えるとともに、日本酒を使ったリキュールやクラフトビールなどもあわせて提供した。

 また会場内には、「今治鉄板やきとり」「きじの串焼き」「ぶっかけうどん」「じゃこ天」など四国各県のご当地グルメを揃えたグルメ屋台が立ち並んだほか、四国4県の観光情報などを揃えたPRブースや燗酒コーナー、四国の地酒の販売コーナーなどが並んだ。さらに会場中央の特設ステージでは、各県のアピールタイムやライブ・パフォーマンス披露を行い、来場者に向けて四国の魅力を幅広く伝えた。

 主催スタッフの栗栖美恵子さん(愛媛県酒造組合・愛媛県酒造協同組合)は、「毎年多くの来場者が集まり、感謝している。四国の地酒の魅力を伝えるイベントとして定着してきた実感がある。毎年、暑い1日のイベントとなるので、今年は和らぎ水も兼ねて来場者には水も配布した。お酒と食を通して四国の魅力を広く知ってもらいたい」とイベントについて語った。