全国新酒鑑評会 金賞に242点を選ぶ

2017年05月23日

 独立行政法人酒類総合研究所は5月18日、平成28酒造年度全国新酒鑑評会の審査結果を発表し、今酒造年度は860点の出品酒のうち、入賞酒に437点、金賞酒に242点が選ばれた。

 全国新酒鑑評会は、平成28酒造年度に製造された清酒を全国的に調査研究することで、製造技術と酒質の現状および動向を明らかにすることで、清酒の品質および製造技術の向上に資するとともに、消費者に清酒に対する認識を高めてもらうことを目的に毎年開催されている。鑑評会に出品された清酒は、成分分析および官能審査を実施し、これらの結果は出品者にフィードバックされている。さらに審査の結果、特に優秀と認められた清酒の出品者に対しては、同研究所理事長および日本酒造組合中央会会長の連名の賞状(日本語および英語)が授与されている。

 今年、最も出品点数が多かったのは新潟県で70点(前年69点)の出品があり、次いで長野県が59点(同57点)、福島県が45点(同41点)、山形県が39点(同39点)となった。一方、入賞酒が最も多かったのは新潟県で35点(同32 点)が入賞。次いで福島県30点(同26点)、山形県26点(同25点)、兵庫県25点(同24点)となった。金賞酒が最も多かったのは福島県で22点(同18点)となり、宮城県20点(同15点)、秋田県16点(同14点)と続く。

 出品総数に対する入賞数の割合が最も高い(入賞率)のは宮城県が23点の出品に対し21点の入賞で91・3%となったのに続き、秋田県が31点の出品に対し21点が入賞し87・7%、岩手県が19点の出品に対し14点が入賞し73・7%となった。出品総数に対し金賞受賞割合が最も高い(金賞率)のは宮城県で23点の出品に対し20点が金賞で87%となったのに続き、秋田県が31点の出品に対し16点が金賞で金賞率は51・6%、栃木県と宮崎県が50%となった。

 国税局別では金賞受賞率が最も高かったのは仙台局で169点の出品に対し85点が金賞を受賞し、金賞受賞率は50・3%、次いで大阪局が33・6%、熊本局が31・6%となった。