女性のためのお酒スクール開講

2017年01月30日

 【東京】日本酒造組合中央会は1月24日、「女性のためのOsakeスクール・日本酒文化体験講座~美しくなる日本酒―燗酒で美しく」をフィッシュバンク東京で開いた。

 一般の女性を対象に日本酒をより美味しくお洒落に楽しんでもらうために日本酒の基礎知識を学ぶとともに、楽しみ方を身につけることができる講座として開いているもので、「日本酒基礎講座」(3単位)と「日本酒文化体験講座」(12単位)の計15単位を2年間で取得し、全カリキュラム修了者には同中央会から修了証が発行される。

 〝燗酒〟と〝美容〟をテーマに開いた当日の講座は50人が受講。日本酒スタイリストの手島麻記子さん、島田律子さん、こばたてるみさんの3人がそれぞれ講義を行い、「女性の体にやさしいお酒。美容にも効果がある」などと燗酒の魅力を訴えたり、同じお酒で冷、湯煎燗、蒸し燗による味わいの比較や料理との相性の違いなどを実際に試飲や試食を行いながら楽しんだ。

 同中央会の濱田由紀夫理事は、「女性が燗酒に関心を持ってくれていることに感動している。日本酒のように温度によって七色に変わるお酒は世界にもない。いろんな料理と一緒に日本酒をいろんな温度で味わってもらいたい」と話した。