日本ワイナリー協会は、４月25日からホームページを全面リニューアルする。同協会のホームページは平成10年２月に開設され、最近は日本ワインへの関心の高まりもあり、１日平均１０００件を超えるアクセスにまで高まっていた。また昨秋、新たなワイン表示制度がスタートしたことなどを契機に、ホームページのリニューアルに取り組むこととなった。
リニューアルでは、日本のワイナリーや日本ワインへの興味を湧き立たせるような消費者向け情報を豊富に盛り込むことになり、「日本のワイナリーの四季」では、季節感や現場感のある写真とコメントを会員から自由に投稿してもらう仕組みも導入。「日本のワイナリー紹介」では、地図と連動させて全国１７２ワイナリーの概況がわかるようにした。
「日本のワイン検索」では、ワインの種類、味わい、価格帯、品種名による検索のほか、ワイナリー名などのフリーワードにより国内製造ワインの検索が簡単に行えるようになっている。その他、「新着・イベント情報」では、各地方や各ワイナリーのイベント情報などを会員が登録。直近のイベント情報は、６月３日～５日に江東区豊洲公園で開催する日本ワイン祭についての掲載もある。
同協会では「今後も日本ワインを紹介する英文ページや会員向け情報ページなども設け、日本のワイナリーに関する国内外への発信力を強めていきたい」としている。