スプリングバレーブルワリー、10月第1土曜にビール解禁、“ホップフェスト”初開催

2015年10月02日

 スプリングバレーブルワリーは、ビールづくりに欠かせない原料であり、“ビールの魂”とも言えるホップの魅力を伝え、生産者とビールのつくり手、飲み手をつなぐことを目的に、その年に収穫した国産ホップでつくったビールを、毎年10月第1土曜日に解禁するビールの祭典「フレッシュホップフェスト」を今年から開催する。

 初めての開催となる今年は、10月3日昼12時の解禁に合わせて、東京、岩手県遠野市の2会場でイベントを開催する。

 東京会場となる「SPRING VALLEY BREWERY」(東京・代官山)では、12時の解禁に合わせて、同社が遠野産のホップを使って限定醸造した新商品「HOP FEST 2015」と、藤原ヒロユキさんが京都与謝野で育てたホップを使用し醸造したコラボビール「藤原ヒロユキ フレッシュホップスペシャル1」の樽開けセレモニーを行うほか、3・4日の2日間、スプリングバレーブルワリーのビールや同ホップフェスト参加ブルワリーの限定醸造ビールがゲストタップで飲める店内フェスを開催する。

 岩手県遠野市では、「蔵の道ひろば」に特設会場を設置し、12時の解禁に合わせて遠野さんホップを使用したビールの樽開けセレモニーを行う。

 さらに「SPRING VALLEY BREWERY YOKOHAMA」(横浜・生麦)では、10月3日から下旬ごろまで各参加ブルワリーのビールを楽しめる「フレッシュホップフェア」を開催するほか、キリンオンラインショップ「DRINX」では、「HOP FEST 2015」(数量限定)の販売を行う。

 同社では、今回「フレッシュホップフェスト」を開催し、同社以外のビールのつくり手ともいっしょにつくり上げていく日本のクラフトビールの大きなイベントにすることで、ホップの魅力を伝え、ホップの生産地を応援していく。今年はキックオフとして「第0回」と銘打って、参加する各ブルワリーが、解禁日である10月3日に、新しいビールの樽開けを行う。

 【開催概要】▽実施期間=10月3日~10月末ごろ▽実施場所=「SPRING VALLEY BREWERY」(東京・代官山)、遠野市「蔵の道ひろば」▽参加予定ブルワリー=石川酒造、上閉伊酒造、木内酒造、京都醸造、小西酒造、島根ビール、ストレンジブルーイング、スプリングバレーブルワリー、世嬉の一酒造、大山ブルワリー、ベアードブルーイング、横浜ベイブルーイング