大関、新製法で醸す純米酒「純米酒・醴(RAI)」

2015年08月25日

 大関は、味わい深さと飲みやすさを合わせ持つ酒「純米酒・ 醴(RAI)」を9月上旬から全国で発売する。また発売と同時に、グラスベタ付けキャンペーンも実施する。

 同社では、独自で実施したユーザー調査において30代~40代の中容量を購入する日本酒ユーザーから「少量の飲酒で満足できる、コクのある味わいや香り」との、現在の日本酒市場のメインボリュームを占める淡麗辛口嗜好のユーザーとは異なるニーズを確認した。また、40代以下の若い世代中心に、日本酒の味わいにおいて「飲みやすさ」を最も重視することも分かった。この2つの嗜好に応えるために、古い技術文献を参考に新しい要素を組み合わせた大関独自の新製法「味醴製法」を確立。「味わい深いコクと飲みやすさを合わせ持つ、新しい純米酒」を実現した。

 味わいは、なめらかな飲み口と、しっかりした味わい、コクとを併せ持つお酒で、生き生きとした香りを伴ったなめらかな口当たりから、のどごし、コクのある余韻までがバランス良く調和し、シンプルでありながら「もう一度飲みたい」と思わせる。少し冷やして飲むと、なめらかな飲み口とコクのバランスをより楽しむことができる。発売に先立って行った、日本のトップソムリエの阿部誠氏によるテイスティングにおいても、「口あたりからのどごし、コクのある余韻までのみごとなバランス感」「ピュアな酸味が溶け込む、ほどよいミネラル感が魅力」と高い評価をもらった。

 また、阿部氏が「『醴』に最も合うグラス」と推奨するグラスベタ付けキャンペーンを、初回出荷時から10万個展開する。 ▽アルコール度数=15%▽容量=720mlびん▽参考小売価格(税抜)=980円