キリンビール RTD「麒麟百年」を発売

2023年03月08日

キリンビールは、同社が100年以上のビールづくりで培ってきた醸造技術と、「氷結」ブランドなど多くの消費者から支持されているRTDのブレンド技術を融合したRTDの新ブランド「麒麟百年 極み檸檬サワー」(350㎖缶・500㎖缶)を4月4日から全国で発売する。

「麒麟百年 極み檸檬サワー」は、キリングループの強みである発酵技術を生かして、キリンビール初となるビール酵母で発酵させたレモン果汁を一部使用した、鮮烈な香りとうまみ、なめらかな口当たりのレモンサワーとなっている。皮ごと搾ったレモン果汁を含む複数のレモン果汁に、ビール酵母で発酵させたレモン果汁を加え、さらにビールの泡にヒントを得た独特の泡立ちにより、なめらかな口当たりとギュッと詰まったレモン感を実現し、満足感と飲みやすさを両立したおいしさに仕上げた。

2月27日に開いたRTD事業戦略および新商品発表会で、同社・マーケティング部RTDカテゴリー戦略担当の松村孝弘カテゴリーマネージャーは、「ウイズコロナへの移行が進むと同時に、消費マインドの変化が進んでおり、こだわりや付加価値の高い商品へのシフトが進んでいる。RTD市場は、10年間で約2倍に拡大したと推計しており、さらに2026年までに税率は変わらず今後も穏やかに拡大していくと予測している。『氷結』については、強固なブランド体系の構築を図る一方、新たな成長エンジンの育成として今回の商品を発売する。お酒としての本格的なおいしさが楽しめる価値提案を行うことで、RTDエントリーを促進し、市場拡大を実現していきたい」と話した。

味覚特長を実現するにあたり、「発泡性アルコール飲料で、『炭酸による刺激感や爽快感が抑制されたまろやかな口当たり』と、『柑橘香の良好な香り立ち』を両立する技術」については、特許出願中という。商品に一部使用しているビール酵母で発酵させたレモン果汁の開発にあたり、レモン果汁・酵母種・発酵条件について41パターンの組み合わせの中から試行錯誤して最適なものを選び抜いた。液面に形成される泡の大きさは、キリンビールの他のRTD商品と比べて約8分の1ときめ細かいことが特長。パッケージは、「聖獣麒麟」を配し、ていねいなものづくりとサワーらしい爽快さを表す切子モチーフをあしらい、キリンの百年を超える歴史と技術に基づく、お酒としての正統性とおいしさを表現した。

同社では、「ていねいを尽くしたものづくりで、お客様に『飲むよろこび』をお届けする。キリンビールの伝統と技術、ものづくりとお客様に向き合う姿勢により完成した、本格的なRTDを発売することで、市場のさらなる活性化を目指す」とした。

年内に300万ケースの販売を目指す。また、2026年のRTD市場における高単価RTD(同商品含む)の構成比は現在の11%から20%を目指す。

▽容量・容器=350㎖缶、500㎖缶▽価格=オープン価格▽アルコール分=5%