サッポロビールは、2023年4月1日から国内製造のワイン・輸入ワイン・焼酎甲類・焼酎乙類の一部商品の生産者価格を改定すると発表した。
現在、原料価格が大幅に高騰していることに加え、資材価格やエネルギー価格、さらには物流費などコスト上昇が続いており、「当社はこれまでサプライチェーン全体で様々なコスト削減及び効率化に努めてきたが、コスト上昇分のすべてを吸収することができなくなった。このような環境のなか、安全・安心な商品を引き続き、安定的に供給するため、今般やむを得ず一部商品の価格改定を決定した」と説明した。
同社では、「当社は今後とも新しい楽しさ・豊かさを発見してもらえるモノ造りで、より多くのお客様に満足いただけるよう取り組んでいく」としている。
対象商品および価格改定率は次のとおり。
【対象商品】
〈国内製造ワイン〉「うれしいワイン 酸化防止剤無添加 ポリフェノールリッチ」「同 有機酸リッチ」など
〈輸入ワイン〉「ベリンジャー カリフォルニアシリーズ」「ペティアン・ド・リステル」など
〈焼酎甲類〉「トライアングル」「サッポロ焼酎」など〈焼酎乙類〉「本格麦焼酎 和ら麦」「ささいなた」など
【アイテム数】
〈国内製造ワイン・輸入ワイン〉48アイテム
〈焼酎甲類・焼酎乙類〉23アイテム
【価格改定の内容】
〈国内製造ワイン・輸入ワイン〉参考小売価格ベースで4~37・5%の改定
〈焼酎甲類・焼酎乙類〉参考小売価格ベースで2・8~5・3%の改定(オープン価格の商品は除く)