濵田酒造 音楽Spotify公開、続々

2022年12月14日

 【鹿児島】濵田酒造(本社・いちき串木野市、濵田雄一郎社長)が12月1日『爽やかにリフレッシュするだいやめミュージック』をSpotify(スポティファイ)に公開した。同社の本格芋焼酎「だいやめ~DAIYAME~」のコミュニケーション施策の一環。

 だいやめ~DAIYAME~はライチのような香りの本格芋焼酎で、2018年発売。今年6月からオンエアを始めた初CM「今日のやめどき、だいやめどき。」の世界観を広げるため、第1弾として9月、音楽配信サービス最大手Spotify上に蔵元が選んだ楽曲を集めた『癒しを届けるだいやめミュージック』を公開。11月第2弾ではTwitterで募集した〝だいやめどき〟に合う音楽から19曲を選んだ『みんなのだいやめミュージック』を公開した。第3弾となる今回は再び蔵元発信で、一日の終わりに元気をもらえる20曲を届ける。

 同社が2021年に実施した「だいやめブランド調査」によると、お酒と一緒に楽しみたいコンテンツとしてTVやYouTubeなどの動画視聴を挙げる人が多い中「食事と同じくらい一緒に楽しみたいものに、音楽を挙げる人が多いことが分かった」。①テレビ番組29・9%②映画28・5%③YouTubeやニコニコ動画等の動画コンテンツ24・5%④スポーツ観戦21・2%⑤音楽21・0%、料理21・0%。

 施策展開にあたり以下考察があったという。▽動画を視聴しながら晩御飯を食べる前後の時間に、音楽を楽しみながら飲用するシーンがあるのでは〈リモートワークの終わりの一杯、お風呂上がりの一杯など〉▽ウィズコロナの日常の中で、リモートワークの時間も増え、在宅時間が増え、家飲み時間も増えている。会社への移動時間がゼロになることで、お酒を飲む時間やシーンが広がっている▽ながら視聴・ながら聴きなど、〇〇しながら〇〇をするという、限られた時間を有効に使う日常の過ごし方も広がっている。

 結果、音楽を聴きながらだいやめを楽しむシーンを描き「音楽を入り口にした、耳からブランディングを図るコミュニケーション施策」を展開している。