伏見酒造組合 永年勤続従業員を表彰

2006年04月05日

  【京都】伏見酒造組合(北川榮三理事長)は3月24日、京都市伏見区の御香宮神社で、平成17酒造年度従業員勤続表彰式を開催した。今回は50年勤続者2人、40年勤続者8人、30年勤続者34人、20年勤続者22人、10年勤続者24人に、それぞれ表彰状が授与された。
 北川理事長は「清酒の需要振興は最大の課題。5月の酒税改正では、清酒は単一税率への移行と定義の見直しも行われる。こうした変化を新たな需要開拓に結びつけていかなくてはならない」とあいさつ。受彰者を代表して月桂冠の中村諒氏が「この栄誉を胸に、今後も伏見酒造業界の発展に尽くしたい」と答辞を述べた。
 また、この日は伏見酒造組合に加盟する23社が出品して、「伏見の清酒、新酒・市販酒きき酒会」が開かれ、流通や料飲店関係者らが多数来場し、今年の新酒や吟醸酒など、蔵元自慢の商品の出来栄えを楽しんだ。