【名古屋】ワイン&リカーフェスティバル実行委員会(浅野好司実行委員長・秋田屋副社長)主催、名古屋市名古屋城整備室、(社)日本ホテルバーメンズ協会東海支部、ANFA東海地区が協力する「ワイン&リカーフェスティバルVol・10」が11月6日、名古屋東急ホテルで開催され、一般愛飲家を中心に多くのファンが訪れた。
「世界のお酒」をテーマに、長い歴史を有し、個性あふれるお酒を一堂に集めた秋の恒例イベント。世界各地から厳選したワインを中心にシングルモルトウイスキーやバーボンウイスキー、グラッパ、マールなどが旬の食材を使った料理と共に参加者に振る舞われた他、会場にはワインインポーター、地元で活躍するソムリエが来場し積極的なおもてなしを展開。
名古屋城本丸御殿積立基金の寄附目録贈呈式や抽選会、名古屋芸大生によるボジョレー・ヌーヴォーのオリジナルラベルデザインコンペの表彰式なども行われ、会場を大いに盛り上げた。開催に先立ち挨拶した浅野委員長は「暑い夏もようやく終わり、お酒がおいしい季節になった」と来場者に語り「「いろいろ揃った世界のお酒をゆっくり味わって」と呼びかけていた。
また、同フェスティバル開催前には「第1回秋田屋チャレンジCUP(東海地区ワイン技術発表会)」の公開決勝も同ホテルで行われた。この地域でのワインの普及と飲食業界発展に欠かせない若手ソムリエの技術向上と発表の場として(社)日本ソムリエ協会東海支部の協力で行われた今回の発表会には15名が参加し、内4名が決勝に進出。日本酒などを含む6種類のテイスティングによる「ぶどう品種」「カテゴリー」当て、客からの注文を受け的確な説明とサービスを提供する実技審査が行われた結果、静岡の山本文太さんが初代チャンピオンに選ばれた。