サントリー 水に強く、はがしやすい新ラベルを開発

2005年07月13日

 サントリーは、清涼飲料や酒類のガラスびんに使用する新ラベル「易剥離(いはくり)感熱ラベル」を、寿精版印刷(株)(本社・大阪市天王寺区、鷲谷健社長)と共同開発した。まず、第1弾として「デカビタC」で同ラベルを採用し、6月から一部出荷を開始している。
 これは、環境への配慮やリサイクルへの関心が高まる中、消費者から「ガラスびんのラベルをはがしやすくしてほしい」といった声が寄せられており、同社で検討していた。
 新開発の同ラベルは、①ガラスびんからラベルを手で容易に剥離(はくり)できる②耐結露性は従来ラベルと同様で、自販機、冷蔵庫などでの使用が可能③製造工程の面からみて、従来ラベルと同様に製造が可能④ラベル剥離後に再度の貼り付けができない--などの特長を持つ。