メキシコ大使館は毎年7月24日を「テキーラの日」として制定されたことを記念するイベントを同大使館で開いた。
7月24日「テキーラの日」は、テキーラを愛する人やまだテキーラを飲んだことのない人に向け、手軽にテキーラを楽しんでもらうきっかけにしてもらおうと、アメリカをはじめさまざまな国で既に制定されており、今回、日本でも制定された。
7月20日に開いた記念イベントで、カルロス・アルマダ駐日メキシコ大使は、「現在、メキシコでは160社のテキーラ製造場があり、そこでは1万7000人が働いている。昨年の製造量は2億7300万L、金額で12億米ドルを販売するなど、メキシコを支える主要産業となっている。そのうち、国内では27%を販売し、それ以外は94カ国へ向け輸出されており、アメリカ、ドイツ、スペイン、フランスに次いで日本は5カ国目の主要輸出先となっている。メキシコではテキーラは、何かにつけて飲用されているが、今回、日本で『テキーラの日』が認定されたことで、日本でのテキーラのさらなる広がりにも期待している」と説明した。
イベントでは、EXILEのUSAさん、LUNA SEAのINORANさんをゲストに招いてトークショーを開催。テキーラに魅了されたきっかけなどを話した。さらにメキシコ大使館は日本で活躍するテキーラのプロモーションに貢献したとして二人へ感謝状を贈呈し、テキーラPR大使に任命した。
館内では、日本で発売されているテキーラブランドの紹介やテイスティングなども行われたほか、今後、全国で行われるキャンペーンなどテキーラのPRに関する取り組みなども紹介していた。