兵庫県酒米振興会 仏シェフ講師が調理、日本酒とマリアージュ体験

2017年03月30日

 【兵庫】兵庫県酒米振興会は3月17日、兵庫県産酒米がつくる日本酒とフランス料理・菓子のマリアージュを楽しむイベント「2017兵庫酒米セミナー~フレンチのテクニックによる“味の再発見”と“日仏食文化の融合”~」を神戸市中央区のル・コルドン・ブルー神戸校で開催し、40人が参加した。

 同イベントは、日本酒の消費拡大を促し、兵庫酒米の生産振興に資することを目的とした一般向けセミナーで、今回で17回目となる。今年度は、「料理」「ホスピタリティ」のプロを養成する世界最大規模の教育機関ル・コルドン・ブルー・ジャパンとの共催により、兵庫県産酒米がつくる日本酒と、ル・コルドン・ブルー神戸校のフランス人シェフ講師が創作する日本酒に合うフランス料理・菓子・パンを楽しむ内容となっている。

 冒頭の主催者あいさつで、同振興会の新岡史朗会長は、「今回で17回目を迎える酒米セミナーだが、このような形での開催は初めての試みとなる。日本酒が世界で存在感を強めている中で、新たな日本酒の出会いを見つけたく、今回の開催につながった。日本酒とフランス料理の、新しい楽しみ方と新しい発見を見つけてほしい」と参加者に呼びかけた。

 第1部では、「兵庫酒米の講座」(講師:兵庫県農政環境部農政園芸課・農産班主査・山口岳人氏、神戸プレジール銀座シェフソムリエ・山崎宏記氏)を行い、大きな酒米の見本を使い「米の磨き」や「心白」などの説明を行うとともに、兵庫県産山田錦の魅力などについて分かりやすく伝えた。

 第2部では、同校の講師による「フランス料理・菓子のデモンストレーション」(料理講座シェフ講師・ヴァルサン・コペルスキー氏、菓子講座シェフ講師・ジャン=マーク・スクリバント氏)を行った。両講師は、「低温調理による鶏モモのブロシェット・淡路島のユズとタマネギ風味のマスタード添え」「お酒のマカロン」を、解説を交え実際に調理を行った。両メニューとも材料に日本酒を使用し、調理後は相性の良い日本酒とともに実食を行った。

 第3部の「日本酒とフランス料理・菓子のマリアージュ」では、同校が調理した「サーモンのタルタルとりんごのガレット」「ホタテのポワレ」「シュー」などのフレンチメニュー10種と、「米のささやき」「百黙」「獺祭」「大黒正宗」など日本酒10種をペアリング・メニューとして提供した。