東京で「宮崎ノンジョルノ」

2017年02月22日

 【東京】宮崎県の食と酒を一同に――。2月3日、銀座のレストラン「Blue Lily」で2回目となる「日本一の焼酎ノンジョルノ宮崎in東京2017」が開催され、一般消費者、関係者が約300人参加した。

 同イベントは昨年に続き開催されたもので、宮崎県の本格焼酎蔵元29社が参加し、食と本格焼酎のコラボレーションで来場者をもてなした。

 開会のセレモニーで乾杯のあいさつを行った宮崎県酒造組合の渡邊眞一郎会長は「宮崎の本格焼酎は一昨年に続き、昨年も出荷日本一となった。皆さんが毎日飲んでもらえれば、3年連続の日本一も夢ではない。本格焼酎は食中酒。宮崎の食と本格焼酎を楽しんでもらいたい」と来場者に呼び掛けた。

 会場では100種類以上の本格焼酎が飲み放題。来場者には自分が飲んだ蔵元が記録できる「焼酎印帳(しょちゅいんちょう)」が手渡され、熱心に蔵元ブースをまわる人たちで会場は賑わった。

 本格焼酎と宮崎県特産の日向夏や完熟きんかんを使ったカクテルも用意されるなど、さまざまな飲み方の提案も行われた。
 ほかにも宮崎県特産の宮崎牛、宮崎キャビア、みやざき地頭鶏を使った料理に加え、地元の名店の出展などもあり、来場者は宮崎県の食と本格焼酎を存分に堪能した。

 同組合の渡邊会長は県産の本格焼酎について「出荷量日本一となったインパクトは大きく、首都圏でも認知度が上がっていると感じる」とし、海外への発信についても触れ「2月中旬にはニューヨークへ県内の若手蔵元7社が宮崎の本格焼酎を売り込みに行く。海外での認知度はまだまだ低いので、今後の活動が決め手となってくる」と意気込みを述べた。