【金沢】北陸三県卸売酒販組合（荒木章理事長）は、若手メンバーが中心となり「北陸クラフトサケＧｏアラウンド実行委員会」を立ち上げ、３月18日に初めてとなるイベント「北陸クラフトサケＧｏアラウンド」を「とおりゃんせＫＡＮＡＺＡＷＡ ＦＯＯＤ ＬＡＢＯ」（金沢市片町２―23―６）で開催した。
同イベントは、コロナ禍で飲酒機会が激減し、特に若者層において飲酒離れが顕著になってきていることから、お酒を楽しく飲むことや、マナーを知るなどの機会を知らないまま社会人となった若者層に向けてお酒の魅力と楽しさを訴求し、飲酒の機会を創造するイベントとして企画された。
主催者の荒木章理事長（カナカン㈱代表取締役会長）は、「コロナ禍によって、飲酒環境が大きく変化しており、イベントの開催を通じてお酒の魅力を発信していくことが重要との思いを若手に託した。今日参加された皆さんが北陸の地酒のファンとなってくれることを真に願っている」とあいさつを行った。
参加者は、会場内の飲食店が用意した地酒にあった料理の提供を受けペアリングを味わったほか、卸売酒販組合ならではの石川・富山・福井県の新酒を取り揃えた試飲会も同時に行われた。また会場には、国際交流員や外国語指導助手（ＡＬＴ）の姿も見受けられるなど、日本産酒類の認知度向上にも一役買っていた。