霧島酒造 2018年売上高を公表

2019年06月27日

霧島酒造、2018年売上高を公表

 【宮崎】霧島酒造(江夏順行社長、本社・都城市)の2018年度(18年4月-19年3月)の売上高は前年度比94・0%、619億2024万円<消費税抜き>だった。6月24日、業績に関するリリース情報を配信した。

 同年度「本格焼酎」販売量は49万3117石(前年度比94・5%)、「同」売上高は610億8640万円(94・0%)だった。<本格焼酎・売上高にはスピリッツ、ビール、「焼酎の里 霧島ファクトリーガーデン」販売実績は含まない。霧島通販蔵実績は含む>

 2年連続で前年割れ。「少子高齢化や若年層のアルコール離れ、RTDの伸長など複数の要因が影響した」(同社)。

 19年度は「お客様の健康志向や品質に対する意識の高まりに応え、生産体制強化によるさらなる品質の向上を目指し、本格焼酎ならではの価値や魅力を発信していく。さらに2020年に向けインバウンド需要の獲得や海外での販売量拡大を目指した活動も強化する」としている。