ミツカングループ 植物を丸ごと美味しく、新技術で試作品を開発

2018年12月05日

 ミツカングループは、「ミツカン未来ビジョン宣言」で示している「人と社会と地球の健康」「新しいおいしさで変えていく社会」を推進していくために、「シェフ」「料理研究家」「学者」「管理栄養士」など様々な分野のプロフェッショナルな人々と共に実現していくための取り組み「ZENB initiative」を11月から開始している。

 「ZENB initiative」の取り組みの一環として、「自然環境の負荷を少なく」「素材そのもののおいしさを引き出す」「カラダに負荷をかけない食生活」を目指し、野菜・豆・穀物・果物の、普段は捨ててしまっている部分まで可能な限りまるごとおいしく食べられ、それらの栄養を余すところなく摂れる技術の開発を現在進めている。今後、この新技術を活用し、様々な食品に加工・展開していく予定とりており、これにより野菜本来のおいしさを味わえるだけでなく、食品廃棄を減らし環境への負荷を少なくすることも可能となる。

 今回、この技術を活用した商品化に向けて、クラウドファンディングサービス「Makuake(マクアケ)」を活用し、共感・賛同してもらえる人の支援を募り、試作品提供を通して、支援者からの意見の収集を行っていく。

 【「クラウドファンディングプロジェクト概要】▽受付期間=12月5日~2019年1月31日▽提供する試作品(リターン)=①「ZENB STICK」2種(コーン、ビーツ)=普段食べている部分だけでなく、皮、芯までまるごと細かくつぶした濃縮野菜に雑穀やナッツ、果汁などを加えたスティック状の食品②「ZENB PASTE」3種(コーン、ビーツ、枝豆)=普段食べている部分だけでなく、皮、芯、さやまでまるごとなめらかにすりつぶした濃縮野菜とオリーブオイルだけで作ったペースト状の食品