栃木県清酒鑑評会 15者が知事賞を受賞

2006年04月05日

 【栃木】栃木県・栃木県酒造組合主催の「第40回栃木県清酒鑑評会」の表彰式が3月29日、開催され、次の15者が栃木県知事賞を受賞した。
 <吟醸酒の部>(11者) 天鷹(天鷹酒造)、旭興(渡邉酒造)、松の寿(松井酒造店)、鳳凰美田(小林酒造)、忠愛(富川酒造店)、北冠(北関酒造)、四季桜(宇都宮酒造)、くろかみ(杉田酒造)、惣譽(惣譽酒造)、燦爛(外池酒造店)、桜川(辻善兵衛商店)
 <純米酒の部>(3者) 若盛門外不出(西堀酒造)、愛の澤(相澤酒造)、菊(虎屋本店)
 <普通醸造酒の部>(1者) 開華(第一酒造)
 3月16日に行った同鑑評会の審査結果について、審査長の土屋克己・栃木県産業技術センター所長は「今季酒造期の酒造米は、上質で気象条件も低温に恵まれ、総じて酒質は良好。受賞酒は、豊かな香味でバランスのとれた逸品だった」と評価した。
 鈴木誠一郎・栃木県酒造組合会長は、「栃木県酒を消費者に認知してもらうには、良い酒を造るしかない。県産酒の味の向上は、県内消費者はもとより、県外の人からも評価が高まりつつある。今後とも、県産酒はさらに少しでもよい酒、うまい酒を造ることが大事だ」と、栃木県内酒造業者の注力を促した。