リカーマウンテン 関西流通センターを開設、11店新設、200億円目指す

2005年05月11日

  【滋賀】リカーマウンテン(山根伸太社長)は4月27日、6月中旬の稼働を予定している同社の関西流通センターの開設説明会を、虎姫町の虎姫町文化ホールで行った。
 今回開設される「リカマン関西流通センター」は、敷地面積3956坪、建物床面積1687坪、トラックヤード500坪。所在地の滋賀県野洲町は、名神高速道路の竜王、栗東の両インターチェンジからも近く、同社が店舗展開をする愛知県から大阪府のほぼ中央にあたる好立地。センター内部には、ワインや地酒を収納する約200坪の保冷倉庫も建設される。
 また、センター形態は在庫型、買取型の2つの納入形態とし、在庫型商品はセンター内に納入ベンダー各社が適正在庫を持ち、店舗納品時に売り上げ計上される。リカーマウンテン各店舗からの発注作業は、すべてEOSによって行われる。一方、買取型の商品は、同社が商品を買い取ってセンターに在庫し、センター納品時に売り上げ計上される。いずれの場合も酒類・飲料・食品ごとにセンターフィーを同社に納入することになる。
 今回の流通センター開設により、納品時間の大幅な短縮や店舗在庫の圧縮、輸送費や事務費の削減、在庫スペースの圧縮など、さまざまがメリットが得られることになる。
 説明会であいさつに立った同社の山根社長は、同社の近況について「前期(第15期)の業績は、売り上げが160億円を突破、客数は400万人、客単価は3791円、粗利益が16・4%となった。この4月からは43人の新人を迎え、社員数が192人、パートも合わせて600人を超す体制になる。現在は愛知県から大阪府まで34店舗を展開しているが、5月中には新たに2店舗を新規開店。今期中には新規に11店舗を開店し、45店体制としたい。こうした事業の拡大に伴い、物流面で、発注から納品まで非常に時間がかかるなど、新たな問題も表面化してきた。今回の流通センター開設は、こうした課題に対応するもので、抜本的に仕組みを変えることで、さらなる効率化を図りたい。新規店舗の開店を含めて、今期の売り上げは200億円を目標とし、このうち120億円前後が開設の流通センターを通過することになるだろう」と述べた。