【福岡】佐賀県酒造組合(木下武文会長、事務局・佐賀市)は11月20日、福岡市の福岡サンパレスホテルで、「Joy of Saga-Sake in Fukuoka」を開催した。隣接する大商圏、福岡で佐賀県産酒の魅力を発信する試飲会で10回目。
飲食店・流通関係者、一般消費者対象の2部構成で、蔵元が講師となって日本酒への関心を高めるセミナーも開いた。「日本酒を上手に呑んできれいに健康に」「賢いお酒の選び方買い方」--の2題。健康・美容増進など日本酒の効用をPR。買い方では日本酒購入に寄与する酒販店の見極め方が指南された。自分の好みを大切に、また4合びん商品より1・8l購入の方が断然お得とのアドバイスもあった。
一般消費者対象の試飲会は、会費制(オードブル・スマイル猪口付2000円)で定員を超える220人が参加。佐賀県内18の蔵元が約110種の清酒や焼酎、リキュールなどを出品した。佐賀県原産地呼称管理制度認定酒(県産原料100%の純米酒と本格焼酎を官能審査し認定)を紹介する組合SP事業部のブースも開設し、組合が福岡市で運営する佐賀酒専門の飲食店「さが蔵」もPRした。
企画運営の中心となったのが「佐蔵会」(組合と情報誌が共催するお酒スクール)の5期生12人と、「佐醸会」(組合青年部)メンバーの蔵元。“Smile Saga Sake”をコンセプトに8月から準備を進めてきた。「シンプル&スロー、ゆったり佐賀酒を飲んで笑顔になってほしい」(実行委員会)と、初企画ブース①酒粕パック体験②日本酒カクテル試飲③スマイル記念撮影--も設けた。日本酒の豆知識も盛った出品酒冊子には、酒ラベルと商品概要、さらに蔵元ごとに顔写真とユニークなプロフィール、蔵開きなどのイベント情報を記し、福岡県内で佐賀県産酒が買える酒店リストも付けた。
酒造組合木下会長は「酒は人生を馥郁と豊かにするものだが、美味しい飲み方をご存じの方が少ない」と語るとともに、今秋の佐賀県日本酒蔵の“3冠”①IWC「SAKE部門」チャンピオン・サケ②福岡国税局酒類鑑評会「吟醸酒の部」大賞③「酔っても旨い!九州S-1グランプリ」1位--達成を伝え、一層の愛飲を呼びかけた。