消費者の購買意欲を直に揺り動かしたのは、やはり暑さだった。
7月後半からの猛暑は、ビール類をはじめとする“真夏消費”に大きく貢献。ビール各社の7月の販売数量も、全社とも前年を上回る結果となった。“恵みの猛暑”は8月になった現在でもなお継続しており、後半のみ猛暑だった7月以上にビール業界では期待が高まっている。
ビール類各ジャンルとも上向きに動いているが、もっとも伸び幅が大きかったのはやはり新ジャンル酒類であった。家庭用消費での飲用率はこの暑さによりさらに高まっている。
ただ、この暑さにより、飲食店での消費も一気に伸びている。ビール類はもちろん、チューハイやハイボールといった清涼感ある炭酸系の酒類はまさしく「暑さを吹き飛ばす」飲料として多くの消費者に支持されている。1日の暑さを会社帰りの冷たい1杯で心地よく癒す。清く正しい飲用スタイルといえよう。
引き続く猛暑に業界の期待も高まる。8月の売り上げが、今年上半期の低調をどこまでフォローできるのか。注目が集まる。